誰かのために与える、
前に進むように導く力

ストラテジクスマネジメント株式会社
経営企画管理室 室長補佐

末藤 明子 さん

取材日: 2020-12-15

末藤 明子 さん プロフィール

宮崎県出身、熊本大学教育学部卒。2010年4月ストラテジクスマネジメント株式会社入社。
学生時代からジャパンポートコンテンツ株式会社でアルバイトとして家電量販店でインターネットの販売をするセールスプロモーション事業に携わる。現在はストラテジクスマネジメント株式会社と関連会社ジャパンポートコンテンツ株式会社の経営企画管理室にて室長補佐を務める傍ら、各事業部の運営マネジメントや総務マネージャーなど多岐にわたる業務を兼任している。

誰かのために与える、
前に進むように導く力

末藤 明子 さん

ストラテジクスマネジメント株式会社
経営企画管理室 室長補佐

宮崎県出身、熊本大学教育学部卒。2010年4月ストラテジクスマネジメント株式会社入社。
学生時代からジャパンポートコンテンツ株式会社でアルバイトとして家電量販店でインターネットの販売をするセールスプロモーション事業に携わる。現在はストラテジクスマネジメント株式会社と関連会社ジャパンポートコンテンツ株式会社の経営企画管理室にて室長補佐を務める傍ら、各事業部の運営マネジメントや総務マネージャーなど多岐にわたる業務を兼任している。

取材日: 2020-12-15
レポーター 宮田 あずさ

こんにちは、レポーターの宮田です。今回は経営企画管理室の室長補佐を務められている末藤明子さんにインタビューさせていただきました。経営に携わるポジションの方がどのような方で、どのような仕事をされているのか、過去のエピソードなどを交えつつ詳しく伺っていきます

様々な業務をマルチにこなす、全体のマネージャーのようなポジション

― 現在末藤さんがいらっしゃる、経営企画管理室とはどのような部署なのでしょうか。

経営企画管理室は、経営トップである代表のビジョンやアイディアを実現するための部署で、主に2つの業務範囲があります。
1つは、経営トップのアイディアや企画を事業として形にし、遂行することです。当社は新規事業の創出を特長とするコンサルティング会社で、代表から常に新しい事業アイディアが生まれます。その意向を汲んで、企画立案から事業の実現可否性の検証をし、中長期的な計画を立てて遂行、管理します。事業が立ち上がってからは、プロジェクトリーダーとして事業の進捗管理や推進の旗振りをすることもあります。
2つ目は、全社的な管理業務です。弊社は代表を同じとするいくつかの関連企業があり、それらの法務、人事、知的財産、総務などを横断的に管理しています。
常に代表と近い立場で、グループ全体の中長期的なビジョンや方向性を決定して実行する重要な部署だと思います。

― かなり業務の幅が広い部署のようですね。そんな経営企画管理室で末藤さんご自身はどのような業務をされていますか?

私自身はストラテジクスマネジメント株式会社とジャパンポートコンテンツ株式会社の両社の経営企画管理室の室長補佐という役職です。
事業では主に、昨年ジャパンポートコンテンツ株式会社が立ち上げたインターネット回線申込みサービス「ねっとの窓口」の企画立案、事業計画、WEB制作のディレクションおよび管理を行っています。
また、各事業部や経営企画管理室のメンバーの業務管理、セールスプロモーション事業のエリアマネージャーたちとの連携に加えて、総務サポートと人事採用も担当しています。
会議などの関係で日々スケジュールは変わるので、毎朝必ずメールチェックを終えた後、メンバーの報告を確認してその日のスケジュールや分担に不備がないかをチェックします。

相手のために何ができるか。がむしゃらに模索し続けた学生時代

― 現在はかなりマルチに様々な業務を兼任されていますが、もともと学生時代はどんな職業を目指されていたんですか。

幼いころからずっと教員を目指していました。ですから大学も教育学部ですし、教員免許も取得しています。「相手に何か教えることで、相手がもっとよくなるようにすること」がしたかったんです。
時代柄もあり、母を含めて近所の既婚女性は専業主婦が多かったため「もっと働きたかった」という声を耳にすることもありましたし、キャリアウーマンへの憧れもあったので、社会人になったらとにかく、めちゃくちゃ働こうと決めていました。
働き始めたら時間が無くなることを見越して、中学生の時に「社会人になる前に世界一周旅行をしたいな」と思い始めました。それで大学3年生のときに「世界一周旅行に行く!」と家族をはじめ周りの人を説得し、そのために1年間休学しました。

― 子供の頃から教員を目指していたのに、教員の道に進まなかったのはなぜですか。

実際に教育学部に入って、同級生や教員になった先輩を見て勉強するうちに、教員の仕事が自分の思っていたものとは違うな、と思うようになりました。
ほとんどの教員は大学を卒業したらそのまま小・中学校や高校の教員になります。そのため、豊富な人生経験やビジネススキルを持った人が、教育現場にはほとんどいないのではないかと疑問を持つようになりました。この仕組みが変わらない限り、教員という職業では本質的に自分がやりたいことはできないと思って、1年生の時にはすでに教員にはならないと決めたうえで、大学に通っていました。

― 大学1年生で教員以外の道を想定されていたんですね。では残りの大学生活ははどのように過ごされたのですか。

大学時代はいろんな経験をしたいと思っていて、世界一周旅行の計画も控えていましたので、アルバイトをたくさんしました。その中でいろんな人と出会っていろんな情報を得ることで考え方が変わっていきました。
私は熊本県の大学に通っていたのですが、当時熊本県の学生は東京都の学生のように早い段階で就活をしたり、意識高く動く人がすごく少なかったんです。私自身もそれが普通だと思っていました。でも、自分と同世代でも起業したり、社長の付き人になって成長している人がいるということを知って「私は何をやっているんだ」とショックを受けたんです。
だから、もっとこの事実を熊本県の学生に知ってほしい、広めたいと思って、学生交流の活動を始めました。最初は福岡県の学生団体と関わるようになって、異業種交流会に参加したりしていきました。そのうち、自分たちでも熊本県で学生団体を立ち上げて、実際に交流会を開くようになりました。最終的には熊本県の学生を集めて100人規模のイベントを開催したりもしていたんですよ。
そんな活動の中で、色々なビジネスをしているベンチャー企業の社長さんたちとお会いしたりしながら、どんどん人脈を広げていったんです。当時は、人脈を広げることがビジネスにとって必須だと思っていたので、人脈を広げることを第一の目的にしてしまっていた部分もあるかもしれません。

― 自分たち以外の人たちにも広げようと、大規模な団体まで立ち上げてしまうなんて!その行動力の高さに驚きです。この会社ともそういった活動の中で出会われたんですか。

そうです。団体で開催した異業種交流会の熊本支部長として登壇する機会があって、その時に当時の弊社の九州支店のマネージャーの目に留まって名刺交換させていただいたのがこの会社と出会ったきっかけですね。
その後すぐに代表とお話しする機会を何度か頂いて、その時に代表から「人脈よりも、今は自身の見識や本質を見抜く力を高めたほうがいい。人間力を上げないと人に騙されるだけ。今はまだ横のつながりや人脈は必要ないですよ。」とアドバイスをいただき、衝撃を受けました。人脈を広げることがすべてだと思っていましたから。でも当時学生の私になんとなくその言葉が腑に落ちたんですよね。
何より、代表から「君はもっと成長できるから、その環境を与えるよ」と言ってもらえたことで興味が湧いたんです。「教育の仕組みを変えなくては!」とか「熊本のみんなのために!」と言いながら、当時はきっと「自分の可能性を知りたい。自分がもっとすごいことをして、すごい人になりたい!」と思っていた部分が大きかったんです。
この会社に入った今では「自分のため」ではなく、「何か大きなことを成し得ることや良いものをつくるため」に自分が成長しなきゃいけないんだと思うようになりました。自分の成長が目的から手段に変わったんですね。
結果的に「相手をサポートしたい、アドバイスすることで相手の成長を促したい」という夢は、この会社で後輩や部下にアドバイスしたりする中で成就していると思います。

壁を乗り越え経験を得たことで、人はどうすれば動くのか、その本質を知った。

今では後輩指導だけでなく様々な業務を兼任されていますが、働き始めたころはどのような業務をされていたのでしょうか。

実は働き始めたのは大学3年生の頃なんです。当時、ジャパンポートコンテンツ株式会社の九州支店には熊本県にも営業所があって、家電量販店でインターネット回線の販売を行うセールスプロモーション事業がありました。そこでアルバイトしてみないかと提案されて、大学3年生のときにアルバイトを始めました。さらに1年間世界一周旅行に行こうと思って休学届を出した次の1年間もそのまま働かせてもらうことになりました。
はじめは旅行の資金が貯まるまでと思っていたんですが、代表に「今の状態で世界を見るよりも、もっと視点や考え方を身に着けてから行ったほうが世界の見え方が違うよ」と言われて、あれだけ行こうと決めていた世界一周旅行をやめて、結局そのまま働くことにしちゃったんです。
最初は家電量販店でインターネットの知識を1から身につけていきました。新規の店舗も一人で任されるようになっていき、次のステップとして家電量販店以外の新規販路の開拓も任せてもらえる機会がありました。その最初が本屋さんでの販売です。本屋さんの入り口にインターネットのブースを設けて、全く関係のない本の立ち読みをしているお客様にもお声がけしながら、インターネットの販売をしていきました。私はもちろんですが、クライアントさんから見ても初めてのことだったので、成果の上げ方がわからず、手探り状態だったのがとにかく大変でした。でも、社内のメンバーや上司に相談しながら地道に努力をした結果、最終日にはそれまでお声がけしてきたお客様も戻ってきてくださり、10件以上の成果を得ることができたんです。
入社してからも、新規の店舗を任されることが多く、味方がいない環境で1から関係を築かなくてはならないことばかりだったので、今思い返してもとても辛かった記憶があります。
他の代理店の前任者が何かトラブルを起こしていた影響で、店舗の社員さんからの風当たりが必要以上に強かったり、同じ商材を扱う常勤のスタッフがいる場所で、代理店として売らなくてはならない店舗で、気まずい思いをしたりと、本当に壁ばかりだったと思います。
そんな中でも、目標になる人や信頼できる人が必ず社内にはいたので「そこに向かうための今なんだ」と考えて努力を重ねていくうちに乗り越えていきました。
結局のところどんな壁も、逃げずに向き合って地道に努力することで乗り越えられてきましたし、きちんと結果を重ねていくことができたと思います。今ではちょっとした壁があっても、それをやっていれば必ず壁を乗り越えられるということを経験から知っているので、あまり壁とは感じません。

― 学生時代からということは、ずいぶん長い間セールスプロモーション業務を経験されてきたんですね。その経験から学んだことで、今の業務に活きていると感じる部分はあるのでしょうか。

セールスプロモーション業務に携わることで、人との向き合い方や距離感、接し方や人がどうやったら動くのかを学びました。例えば変にぺこぺこしたりせず、堂々としているほうが、信頼関係は築きやすいんです。当社が運営するA1市街地レースクラブが昨年9月に開催したA1市街地グランプリの時も、わたしがプロジェクトに関わったのはレース開催の3週間前だったのですが、突然知らない人ばかりの環境に入っても臆せず行動できたのはセールスプロモーション業務の経験からそのことを知っていたからだと思います。
また、どんなに怠けているように見える人でも、見えない向上心や役に立ちたいという思い、承認欲求が必ずあるということを知ることができました。それに確信を持っているからこそ、今ではその向上心を引き出すためにはどうすればいいかを考えて動くことができますし、スタッフとしてではなくその人自身を見ることができるようになったと思います。

必ず相手のためになる。関わったものすべてがより良くなるために。

― 代表と出会ったときに言われたという「見識を深め、本質を見抜く力」が身についた今なのですね。では、学生時代からこの会社で幅広い業務に携わってこられた末藤さんから見て、この会社はどのような会社であると思いますか。

関連会社を含めて様々な事業を行っているので、よく知らない人から見ると他分野にわたって手広く展開しているように見えるかもしれません。でも、この会社の根幹は1つです。
コンサルティングの会社からスタートしていますので、すべての事業がクライアントの「問題解決」と「潜在的可能性の最大化」をベースサービス提供しているんです。WEB制作一つをとっても、ただ制作するわけではなく、それを通してクライアントさんやお客様の未来の可能性の最大値を引き出すように提案や制作を行います。実際にクライアントの企画が新しくなったり、仕組みが整ったりという影響を与えることもあります。自分だけでなく、必ず相手のためになる事業を展開する会社だと思います。
他の会社と違う部分でいえば、人によっては全く異なる業務を複数兼任していることでしょうか。普通の会社なら根幹の理念などがあったとしても、基本は縦割りで、総務は総務、営業は営業、WEB開発ならWEB開発、ということが多いと思います。しかし、当社の場合は自分が担当する業務以外の業務担当者とも連携して、複数の役割をこなす人が少なからずいます。そのため一人一人の比重が大きく、持っている能力やパワーを十分に発揮できます。
もちろん必ずその人のキャパシティに合ったポテンシャルを引き出してくれる環境を与えてもらえるので、その辺は安心してもらって大丈夫ですよ。

― 経営企画管理室にいる末藤さんの立場として、今後どんな会社にしていきたいと考えていますか。

今でもそうですが、この会社の人や会社が発するメッセージ、会社が作ったプロダクトやサービスといったすべての要素を通して、相手や社会、クライアントによい環境を提供できる組織でありたいと思います。関わったすべての人や組織が、少しでも成長してポテンシャルや能力を引き出せるような、そんな影響力の精度を今後も上げていけたらよりいいのかなと思います。

― では最後にこの会社に興味がある方へメッセージをお願いします。

私自身も「成長できる環境を提供するよ」と言われたことをきっかけに入社しました。自分自身の器やポテンシャルは、自分だけでは気づけないものです。
自分の可能性を広げたいなら、他者からその環境を与えてもらったほうが手っ取り早いと思います。この会社は、自分でも気づいていない能力や才能を引き出してくれる環境とノウハウがあります。少しでも自分の成長を望んでいる方や、それを通して誰かのためになりたい、と思う人は、楽しみに飛び込んでみたらよいと思いますよ。

貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
レポーター 宮田 あずさ
インタビューを終えて

いかがでしたでしょうか。幼いころから一貫して「誰かのために自分が良い影響を与えること」を目指してきた方だからこそ、コンサルティングベースのこの会社がマッチしたのかもしれませんね。実際にお話を聞いてみて、大学を卒業してそのまま教員になった方々よりも、今の末藤さんのほうがたくさんのことを学ばせてもらえそうな気がしました。もともと持っていた行動力や壁に当たっても努力を続けられる強さに加えて、この会社で得た観察眼や人を動かす力で、より多くの方を良い方向に導いてくれると思います。末藤さんが導くこの会社の未来が楽しみです。

レポーター: 宮田 あずさ

1996年生まれ。茨城県出身。大学では観光学部で鉄道・航空産業を専攻。イオンモールのインフォメーションカウンターで1年間働いた後、2020年6月ジャパンポートコンテンツ株式会社に入社。名古屋支店にてセールスプロモーション業務に携わる。10月から経営企画管理室に異動し現在に至る。
アナリティクスや記事の書き方、ビジネススキル勉強中
趣味:弓道、自転車、お皿集め、おいしいものを食べること、猫派

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